【悲報】作業中に発狂『ネトラレ土下座 -槐(えんじゅ)-』(CV:噂野ほたる)
成分表 -この音声が破壊するもの-
慢心
最近、忙しさにかまけて新作を買う気力がなかった。
ライブラリに眠る「お気に入り」を繰り返し聴くだけの日々。
正直、最近NTRに飽きていた。
いや、飽きたというより—冷めていた。
「こんなの好きなのって、ただのキモい変態なんじゃねえ…?」
深夜2時、誰もいない部屋でそう思った瞬間、このジャンルから足を洗おうと本気で考えた。
そんな精神的賢者モードの最中、タイムラインに流れてきたのがこの作品だった。
「ネトラレ土下座 -槐(えんじゅ)-」
なんだネトラレ土下座って。
タイトルからして地雷臭しかしない。
だが、サークル「たいへんなへんたい」の名前には見覚えがあった。
過去作でそこそこ殴られた記憶があった気がする。
「どうせまた似たようなやつだろ」
そう思いながら、作業用BGM代わりに流した。
これが間違いだった。
05:46 — 最初の一撃
パソコンでコードを書いていた。簡単なスクリプト。集中力なんて要らない作業。
イヤホンから流れてくる彼女の声は、最初は穏やかだった。
少し甘えた口調で彼氏に、「今日はアレの日でごめんね…」なんて話している。
「ああ、よくある導入だな」
そう思って聞き流していると、いきなり—
「私が初めてを捨てた相手さあ…高校の担任なんだけど?」
耳元0cm。
囁きというより、吐息が直接鼓膜に触れる距離。
キーボードを叩く手が止まった。いや、止まったというより—ミスタイプした。
function hoge() { が function hogggggggge() { になっていた。
この音声の異常性は、「距離感」 にある。
バイノーラル録音なんて今どき珍しくない。
だがこれは違う。
本当に隣に女がいるかのような生活音—衣擦れ、息遣い、髪が揺れる音—が、作業中の俺の現実空間に侵入してくる。
しかも内容が最悪だ。
「高校の担任」「初体験」「寝ている彼氏の隣で」という三重苦。
これ、作業用BGMじゃねえだろ。

▲ 愚かな散財の記録
俺の「平穏な睡眠」と「翌日のタスク」は、1000円弱でサークル『たいへんなへんたい』に売り渡されたことになる。
ライブラリに鎮座するこのジャケットを見るたびに、エンジニアとしての敗北感が込み上げてくる。
20:51 — 完全敗北
トラック2に入った時点で、もうコードなんて書けていなかった。
画面には未完成の関数が放置されている。カーソルは点滅したまま。
そして—
「…それで先生をイかせられたら、出してもらったザーメンミルクでまたエッチな動画撮ってくるの…♥」
左耳に、熱を帯びた吐息が吹きかかってきた。
湿り気がある。まるで本当に女が隣にいるかのような、生々しい温度。
もし本当に自分の婚約者からこんな話をされたら—俺は殴ってでもこの独り言を止めただろう。
それくらい、最悪な気分になった。
ふと気づくと、手のひらに爪の跡が残るくらい拳を握りしめていた。
そして同時に、勃起していた。
作品データ
⚠️ 以下の人間は購入するな
- 「ながら聴き」できると思ってる奴 → 無理。手が止まる。
- 「バイノーラルなんて慣れてる」と思ってる奴 → この距離感は別次元。
- 初恋の相手を今でも引きずってる奴 → 過去が掘り起こされる。マジで。
- 作業用BGMが欲しい奴 → これは「作業破壊用BGM」だ。
敗北宣言 — トラック3以降を聴けていない
正直に言う。
俺はまだ、この作品を最後まで聴けていない。
トラック2での精神的ダメージが大きすぎて、それ以降を聴く気が起きてこない。
ただ、なぜかいきり立った自分の分身からは、悔し涙なのか、透明なものが垂れていた。
興奮と絶望が同時に共存する、NTRでしか味わえないこの感覚。
これに快感を覚えているうちはまだ、NTR作品から足を洗うことはできないだろう。
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